サイバー大学の休学・退学|手続き・費用と在学年限・除籍の条件

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最終更新日:2026年10月13日

この記事は公式の情報と公開されている声をもとに書いています(運営者はサイバー大学の在学生・卒業生ではありません)。

仕事や家庭、体調の事情で、学期の途中から学び続けるのが難しくなることがあります。そのときに休学できるのか、休学中も費用がかかるのか、退学するとどうなるのかを先に知っておきたい人に向けた記事です。

この記事では、公式のPDF「サイバー大学学則」「サイバー大学履修規程」と2027年度 入学者選抜要項(春学期募集)(2026年10月13日確認)をもとに、休学・退学・除籍のルールを整理しました。どれを選ぶかは本人の事情しだいなので、ここでは制度の中身だけを書きます。

この記事でわかること

30秒でわかる結論

休学は学期単位の届出で、通算8学期までです。休学中の授業料はかかりませんが、学籍管理料とシステム利用料は納めます。退学も届出です。学期の途中で退学しても、その学期の授業料・学籍管理料・システム利用料などは納める必要があり、納めた費用は返りません。
この記事の前提:サイバー大学は、ソフトバンクグループの株式会社サイバー大学が設置する、文部科学省認可の通信制の4年制大学(IT総合学部の1学部)です。学費・日程は2027年度春学期募集の要項など公式の情報(2026年10月12日確認)によります。卒業率の数値は大学から公表されていません。
項目休学退学除籍
始まり方本人の届出(学期単位)本人の届出大学の判断(学費の未納などの場合)
学籍残るなくなるなくなる
その学期の費用授業料はかからない。学籍管理料・システム利用料は納める学期の途中でも、その学期の費用は納める学則に定めの記載なし
修得した単位そのまま—抹消されることがある
あとで戻る方法次の学期に復学再入学を志願できる再入学を志願できる

出典:サイバー大学学則 第40条・第42条・第43条・第52条、2027年度 入学者選抜要項(春学期募集)(2026年10月13日確認)。表は本サイトが学則をもとに整理

休学のルール(学則第40条)

休学のルールは、公式に公開されている学則に書かれています(公式PDF「サイバー大学学則」、2026年10月13日確認)。要点は次のとおりです。

この在学年限と休学期間の定めは、2026年8月1日施行の改正で、入学年度にかかわらず在学中のすべての正科生に適用されると学則の附則にあります。

入学して最初の学期は休学できません(2027年度 入学者選抜要項(春学期募集)、2026年10月13日確認)。また、EU加盟国などGDPR対象国からの学習と、その法令を守ることを理由にした休学は認めないと要項にあります。

休学届を出す時期や書類の様式は、確認した公開資料には書かれていませんでした。在学中の人は、入学後に案内される学生専用のページか学生サポートセンターで確認してください。

休学中の費用(授業料と学籍管理料)

学則第40条第6項によると、休学期間中の授業料はかかりません。一方で、学籍管理料とシステム利用料は、休学期間中も大学が決めた期日までに納める必要があります。

費用(1学期あたり)休学中
授業料(1単位22,000円)免除(学則第40条第6項)
学籍管理料 12,000円納める
システム利用料 16,000円納める

出典:サイバー大学学則 第40条・別表2(2026年10月13日確認)。金額は2027年度春学期募集の要項と同じ

2つを合わせると1学期28,000円です(本サイトの計算)。この費用を納めた人は、休学中も大学のシステムなどのサービスを使えると学則にあります。

大学独自の社会人学生奨学金と編入学奨学金は、休学期間中は授業料が生じないため、その学期は支援の対象外です。審査や継続の条件を含む奨学金の全体は奨学金の条件と継続の条件で確認できます。

学費の総額や学期ごとの支払いは、入学区分別の学費の総額早見表にまとめています。

休学と在学年限・卒業の時期

休学期間は、卒業に必要な在学年数(修業年限4年)には数えません。一方で、在学できる最大の期間(在学年限)には数えます(学則第40条第4項・第5項)。

入学区分在学年限(休学期間を含む)
1年次入学最長12年
2年次編入最長11年
3年次編入最長10年

出典:サイバー大学学則 第19条(2026年10月13日確認)。特別な事情がある場合は、教授会の意見を聴いたうえで学長が延長を認めることがあると定められています

学則には、早期卒業による場合を除き、休学期間を除いて4年がたったあとでなければ卒業は認められないとあります。休学した学期の分だけ、卒業の時期は後ろにずれます。

休学と年数の数え方(1年次入学の例) 在学年限(休学を含む):最長12年=24学期 例:2学期休学した場合 在学 2年(4学期) 休学 1年 在学 2年(4学期) → 卒業は入学から5年目以降 ・休学は在学年数4年に数えない/在学年限12年には数える ・休学は通算8学期まで。休学中も学籍管理料・システム利用料を納める 出典:サイバー大学学則 第19条・第40条(2026年10月13日確認)。図は本サイトが作成

図:休学と年数の数え方(1年次入学の例)

在学年数・在学年限と124単位の関係は卒業要件(124単位の内訳・在学年限)で確認できます。

退学の手続きと費用(学則第42条・第52条)

退学するときは、大学に届け出ます。学費を払っている人が本人以外の場合は、保証人の連署のうえで届け出ます(学則第42条)。

学期の途中で退学しても、その学期の授業料・学籍管理料・システム利用料などは納めなければならないと学則第52条にあります。また、学則第51条は、すでに納めた検定料・入学金は返還しないと定めています。授業料・学籍管理料・システム利用料などは、入学の時期までに入学を辞退した場合に限り、本人の請求で返還されます。

学期の途中で退学した学生がその学期に履修した科目は、履修を放棄したものとして扱われ、成績は「K(棄権)」と表示されます(サイバー大学履修規程 第7条)。ただし、その学期に教授会で単位が認定された場合は別です。

大学独自の奨学金を受けている人が退学・除籍になった場合、大学は採用を取り消し、奨学金の返還を求めることがあるとしています。出典はサイバー大学公式「社会人学生奨学金」と公式「編入学奨学金」のページです(2026年10月12日確認)。

除籍になる条件(学則第43条)

除籍は、本人の届出ではなく、大学が学籍をなくす扱いです。学則第43条は、次のどれかに当たる人を除籍とし、修得した単位を抹消できると定めています。

学則第50条によると、費用の納付が期日までに終わらない場合、学期が始まる前に、学生として受けられるサービスの提供が止まります。除籍の基準と日付の細かい定めは「別に定める」とされ、確認した公開資料には載っていませんでした。

大学から履修指導・退学勧告を受ける場合

サイバー大学履修規程(公式PDF「サイバー大学履修規程」、2026年10月13日確認)の第18条は、次のどれかに当たる人に履修指導を行うと定めています。

在学期間(休学を含む)基準の修得単位数(2015年度秋学期以降の入学者)
在学1年終了時16単位未満で履修指導
在学2年・3年終了時32単位未満・48単位未満で履修指導
在学4年・5年終了時64単位未満・80単位未満で履修指導
在学6年・7年終了時96単位未満で履修指導

出典:サイバー大学履修規程 別表3(2026年10月13日確認)。認定単位を除き、サイバー大学で修得した単位だけで数えます

履修指導に応じない人や、指導を受けても修学の状況が改善しない人には、次の学期に退学を勧告することがあります(科目等履修生への変更の勧告を含む)。在学1〜3年の終了時は「修学意思確認書」、4年以降は卒業までの「履修計画書」を学部長に出すと別表3にあります。

GPAのしくみは成績のつけ方とGPAで整理しています。

再入学の扱い

学則第26条によると、サイバー大学を退学した人や除籍された人も、再入学を志願できます。2027年度春学期募集の要項では、一度退学した人や除籍となった人は、再入学にあたり学修計画書の提出が必要です。

大学独自の社会人学生奨学金と編入学奨学金は、どちらも再入学希望者を対象外としています。再入学で何単位が引き継がれるかなどの細かい扱いは、入試係(0120-948-318、10:00〜19:00、日曜を除く)で確認できます。

公表されている退学率・除籍率

大学資料によると、除籍者を除いた毎学期の退学率は2〜3%前後、除籍率は3.2%(2025年度秋学期)でした。年度別の退学率の数値は公表されていません。

令和7年度の自己点検評価書では、学費の未納による除籍者の割合が、秋学期どうしの比較で2021年度の3.02%から2024年度の1.62%に下がったとしています。大学の事業計画の進捗状況(2026年5月1日)は、主な退学理由として「学習時間の確保困難」を挙げています。

数字の出どころと読み方は卒業率が公表されていない理由と「75%」が目標値である根拠でくわしく説明しています。

社会人3年生(投稿時)

お金と仕事の事情で半年休学し、その後も単位数を減らして続けている、働きながらの受講はかなりきついという趣旨。

出典:Qiita「社会人 × 通信制大学(サイバー大学)社会人学生になってみて」(2019年12月投稿。当時の在学年限は投稿内で「最大8年」。今の学則では1年次入学は最長12年)※要約して掲載・個人の感想です

続けるか、休むか、やめるかは、仕事・家計・体調によって答えが変わります。迷ったときは、履修計画ならLA(ラーニング・アドバイザー)、心身の悩みなら学内の心理カウンセラーに相談できます。窓口の全体はサポート体制(LA・TA・心理相談)にまとめています。

よくある質問10選

Q1. サイバー大学は休学できますか?

正科生は学期単位で、届出により休学できます。休学期間は通算8学期までです。学則第40条によります(2026年10月13日確認)。

Q2. 休学中も学費はかかりますか?

授業料はかかりませんが、学籍管理料12,000円とシステム利用料16,000円は1学期ごとに納めます。学則第40条と別表2によります(2026年10月13日確認)。

Q3. 入学してすぐ休学できますか?

入学して最初の学期は休学できません。2027年度春学期募集の要項によります(2026年10月13日確認)。

Q4. 休学すると卒業は遅れますか?

休学期間は卒業に必要な在学年数(4年)に数えないため、休んだ分だけ卒業の時期は後ろにずれます。在学年限(1年次入学は最長12年)には休学期間も数えます。

Q5. 退学の手続きはどうしますか?

大学に届け出ます。学費を払っている人が本人以外の場合は、保証人の連署が必要です。届出の時期や方法は在学生向けの案内で確認してください。

Q6. 学期の途中で退学すると学費は返ってきますか?

返ってきません。学則第52条は、学期の途中で退学してもその学期の授業料・学籍管理料・システム利用料などは納めなければならないと定めています。まだ納めていない人も納める必要があります(2026年10月13日確認)。

Q7. どんな場合に除籍になりますか?

学費を督促後も納めない場合、在学年限を超えた場合、通算8学期の休学期間を超えても復学できない場合などです。修得した単位が抹消されることがあります。

Q8. 退学したあとに再入学できますか?

退学・除籍となった人も再入学を志願できます。2027年度春学期募集の要項では、再入学の出願に学修計画書の提出が必要です(2026年10月13日確認)。

Q9. 退学する人はどのくらいいますか?

大学資料によると、除籍者を除いた毎学期の退学率は2〜3%前後、除籍率は3.2%(2025年度秋学期)です。年度別の退学率の数値は公表されていません。

Q10. 休学中、奨学金はどうなりますか?

大学独自の社会人学生奨学金・編入学奨学金は、休学期間中は授業料が生じないため、その学期は支援の対象外です(公式の奨学金ページ、2026年10月12日確認)。

まとめ

手続きの最新の情報は、公式の「在学生の方」ページと入学後の案内、入学前ならサイバー大学公式「入試情報」で確認できます。

まだ迷っている人は、資料請求か説明会で確かめる

サイバー大学の資料請求ページを見る(PR)

公式のWebフォームで申し込み。資料はWebで見られ、郵送は希望した場合だけ(公式フォームの表示、2026年10月12日確認)

資料を読んでも迷う人は、オンライン説明会(Zoom、19:00〜19:45、カメラオフ可)か個別入学相談で質問できます(オンライン説明会・個別入学相談の申し込み方)。

※本記事は一般的な情報提供です。学費・奨学金・出願期間などの条件は確認日時点のもので、変わることがあります。最新の情報はサイバー大学の公式サイト・募集要項でご確認ください。